平和の武道・合気道。私たちと一緒に稽古しませんか
合気道は、日本古来の伝統の中から生まれた現代武道で、攻撃わざがありません。
やむを得ず身を守る必要が生じた場合には、相手の力を利用して、怪我させることなく相手を制圧するという武道です。他の武道と異なり、合気道には他人と競うなどの試合はありません。稽古では、体の鍛練や業(わざ)を磨くだけでなく、精神を充実させ、「人と争わない心」を育むことをひとつの目標とします。その精神性は、特にフランスなどヨーロッパ諸国で高く評価されて「平和の武道」と呼ばれ、現在、世界中130カ国に広がっています。
蓮田合気会では、5歳から70歳代の幅広い世代の、およそ50名を超える人が、年齢に応じた稽古をしています。親子で始める方も多いですが、お子さんにとっては、同年代の子供たちだけでなく、祖父・祖母に当たるような世代の人と一緒に稽古することもあり、社会性・コミュニケーション能力の育成に役立つと思われます。
また、親子で参加している人たちを見ると、高校生になっても親子の仲が良いのがうらやましく、驚きでもあります。普通ではなかなか難しい年頃ですが、同じ趣味・話題を通してのつながりが良いのかなと思います。
皆さんも、私たちと一緒に稽古しませんか?
蓮田合気会会長 津田 賢治